【岩手県西和賀町】西和賀産業公社の「西わらび入り蕎麦」

時々ぶらっと訪れる岩手県北上市の名所、展勝地。

そこにある展勝地レストハウスにはお土産屋さんが入っているのですが、先日訪れた際、「西わらび入り蕎麦」という商品が目立つところに陳列されていました。

北上市のお隣、秋田との県境にある西和賀町で作った商品です。

山菜が大好きな私、わらびの文字を見て迷わず購入。

そのお味なんですが、いい意味で裏切られましたよ^^

西和賀推しのこだわり蕎麦

パッケージを見ると、主原材料はほぼ西和賀産でした↓

豪雪地帯の西和賀町ではミネラル豊富な雪解け水のおかげで、柔らかくて粘りのある「西わらび」が採れるそうです。

（残念ながら、すでにわらびの旬は終了、食べ損ねてしまいました）

このお蕎麦の一番の特徴は、その西わらびを繋ぎにしていること。

私の地元の津軽地域には大豆をつなぎに使う津軽そばというものがあるんですが、それはぶつぶつと切れやすい食感のお蕎麦。

繋ぎが変わると食感に大きな変化が出ることを知っているので、わらびを繋ぎにしたこのお蕎麦はどんな食感か気になります^^

開封してみると………見た目はごく普通のお蕎麦です。茹で時間は少し長めの6分です。

今回は冷たくいただくことにして、めんつゆを冷水で割ってみたのですが、鶏ダシのすごくいい香り！これは期待大です。

こうして完成したお蕎麦はこちら↓

一口食べてみての第一印象は、食感がけっこう柔らかめだということ。

茹ですぎたお蕎麦のような不快な柔らかさでは決してなく、優しい食感です。これはわらびを繋ぎにした効果？

つるりと喉越しもよく、そば独特の喉越しの良さをそのまま維持しつつ、食感が優しくなったという感じです。

予想外の美味しさだったのが、めんつゆ。驚くべき美味しさです！

鶏のダシのうまみが濃厚で、脂はくどくなく、食欲が進む味です。

これで他の麺類を食べても美味しいこと間違いなしですよ！

秋田の方は怒るかもしれないけど、この南部かしわのつゆできりたんぽ作ったら美味しそう、なんて思ったり…。

私個人の感想ですが、比内地鶏のつゆに匹敵する美味しさです！

今年の冬は南部かしわで作る鍋物に挑戦しようかしら^^

西わらびは食べたことがないですが、西和賀町産のみずなら今年食べました↓

さくら野北上店に西和賀町の山菜屋さんが出店していて、そこで購入したんですが、いやー、シャキシャキしていて美味しかったです。

私はみずが大好物で、関西に住んでいたときはわざわざ青森からみずを送ってもらうほど好きでした。

（関西にみずが売っていないことを知ったときはけっこうショックでした）

西和賀はきのこも豊富に採れるらしく、春は山菜、秋はきのこと、山の幸の宝庫のようです♪

海の幸に山の幸が豊富な岩手県。訪れたい場所がまた増えてしまいました^^

※上記は2023年6月訪問時点の情報です。