雑記

【クラシックの記憶】祖母の部屋に響いたリカド・アバド・シカゴ交響楽団の音色──ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番

子どもの頃、祖母の家で繰り返し聴いていたクラシックの名曲がありました。それは、セルゲイ・ラフマニノフの《ピアノ協奏曲第2番》。祖母の部屋にはソニー製の立派なオーディオがあり、そこから大音量でクラシックを流していたことをよく覚えています。…と...
ニュース

【青森とラトビア】オカムラ食品工業が作る「第三のサーモン養殖拠点」とは?

突然ですが、私、ときどきオンラインで「会社四季報」を読むのが趣味です。検索機能を使って、ついつい気になるキーワードを追ってしまうのですが、今日は最近このブログでも何度か取り上げている「ラトビア」という国名で検索してみました。すると、なんと、...
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【御製に詠まれた風景】昭和52年あすなろ国体開会式──「花火ひらき 風船あがり 青森の…」

令和8年(2026)、青森県では令和初となる国民スポーツ大会(旧・国民体育大会)の開催が予定されています。これに先立ち、青森県庁では皇族の来県に備えて「行幸啓室」が新設されたというニュースが報じられたことは、先日のブログでご紹介した通り。今...
雑記

【弘前の思い出】名曲喫茶の記憶はコーヒーの香りに宿るか?──クロスモーダル効果とプルースト効果

最近、クラシック音楽愛好家の方と出会ったことをきっかけに、私も自宅でクラシックを聴くようになりました。そんなある日、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によるブラームスのピアノ協奏曲第2番を流しながら、いつものようにコーヒーを淹れていると……...
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【御製で知る歴史】日本とラトビア、近代史の共通点 ──シベリア抑留に寄せた一首

先日のブログでは、日本とラトビアとの友好関係は100年以上に及び、平成19年(2007)には天皇皇后両陛下(現在の上皇上皇后両陛下)がラトビアの首都リガを御訪問なさっていたことについて書きました。今回はそのときの御訪問時に詠まれた御製(ぎょ...
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【昭和の青森行幸】あすなろ国体での御訪問先とは?

先日のブログで触れた通り、令和8年(2026)の国民スポーツ大会に向けて青森県庁に皇族のご来県対応のための「行幸啓室」が新設されました。これに関連して、今回は昭和52年(1977)に青森県で開催された「あすなろ国体」の折、昭和天皇はどのよう...
雑記

【福島のバラ園】競馬場で出会ったチャイコフスキーと音楽ゆかりの品種たち

先日、福島市にある福島競馬場のローズガーデンを訪れました。バラの見頃は初夏。ちょうど色とりどりの花々が咲き始め、園内は華やかな雰囲気に包まれていました。競馬場といえばスピード感あふれるレースのイメージが強いかもしれませんが、ここにはゆったり...
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【友好100年】大正時代に始まる日本とラトビアのつながりの軌跡をたどる

先日のブログで紹介した、ラトビアのリンケービッチ大統領の来日。このニュースを見て、「日本とラトビアは要人の往来が多い関係なのかな?」と思い、外務省のホームページを調べてみたところ…平成19年(2007)、天皇皇后両陛下(現在の上皇上皇后両陛...
雑記

【青森のご当地パン】ラトビアと青森をつなぐ?イギリストースト

最近のニュースで、ラトビアのリンケービッチ大統領が来日し、石破首相と首脳会談を行ったという報道を目にしました。報道によると、政治・安全保障・経済など、幅広い分野で連携を深めていくとのこと。ラトビアは地理的にも文化的にも日本から遠い国のように...
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【青森の教育家】福士百衛と三代に渡る教育の伝統

亡き祖父の恩師である青森の教育家・福士百衛(ももえ)氏について調べています。福士百衛氏は明治中期に生まれ、東京高等師範で学んだ後、秋田や青森で教鞭をとり、やがて青森の教育行政にも深く携わることになります。前回のブログでは、福士百衛氏と父・福...