【岩手県北上市】かぎや菓子舗の「北上夜曲」

先日のブログで書いた岩手県北上市の展勝地で見つけた「北上夜曲の碑」。

岩手県出身の青年二人が作詞作曲をした名曲を記念して建てられたものです。

今回は、その北上夜曲にちなんだお菓子を紹介します。

そのお菓子の名前は、「北上夜曲」。

ストレートなネーミングです^^

昭和8年創業の老舗菓子店

この北上夜曲を作っているのは、北上市のかぎや菓子舗さん。

昭和8年（1933）創業の老舗です。おお、今年は創業90周年ですか。

北上市、金ヶ崎町に6店舗を展開しており、本店の他、スーパーや商業施設に出店しています。

さくら野百貨店やショッピングセンターパルに店舗があり、私も買い物帰りによく寄ります。

かぎや菓子舗さんがすごいと思うのは、和洋問わず、非常に多くのお菓子を扱っていること。

そのため、いつも決められずに長期滞在しがちです^^

休日にはたくさんのお客さんが訪れており、地元に根づいていることがよくわかります。

ケーキ類も充実していて、旬のフルーツを使ったケーキが特にお気に入りです。

先日はブルーベリーレアというケーキを食べましたが、ふんわりした甘酸っぱいムースが美味しかったですよ^^

北上夜曲の詩情をお菓子に

このかぎや菓子舗さんが作る銘菓、北上夜曲。

存在は知っていたんですが、食べたことはありませんでした。

展勝地の北上夜曲の碑を見た後、せっかくなのでこの北上夜曲を購入してみました。

かぎや菓子舗さんのホームページによると、「ロマンチックで詩情豊かな歌曲」の「ロマンと詩情性をお菓子に託して創りあげた」お菓子とのこと。

北上夜曲はパイ菓子で、味は二種類。パッケージには歌詞が書かれていて、洗練されたデザインです。

そして、その隣に陳列されていたのは「北上夜曲の恋人たち」というお菓子！こちらも購入しました。

北上夜曲ゆかりの品は全部で三種類あるようです。

「北上夜曲」北海道産小豆とクリームチーズ

まず食べてみたのは、小豆とチーズが入っている北上夜曲。

下の写真だと小豆部分しか見えませんが、しっかりチーズは入っています。

サクサクのパイ生地の中には、ほっくりとして香りの良い小豆が。

甘さ控えめな餡にチーズの風味がよく合います。

小豆とチーズの量のバランスがちょうどよくて、パイ生地もほどよい薄さ。

小豆とチーズの組み合わせは初めてでしたが、小豆とバターに勝らぬとも劣らない相性の良さですね^^

「北上夜曲」りんご餡とくるみ餡

このお菓子は個人的にすごく好みの味でした！

上品な甘さのりんご餡とくるみの食感と香りの組み合わせがクセになります。

りんごをじっくり煮込んでいるようで、餡の食感はしっとり。

このなめらかな餡のおかげでくるみの食感が際立っていて本当に美味しい！

食感も味を作る重要な要素なんだなぁとしみじみ感じました^^

姉妹品「北上夜曲の恋人たち」

北上夜曲のパッケージは優雅ですが、北上夜曲の恋人たちは一転、メルヘンでかわいらしい。

歌詞の中の星を見る恋人たちを表現しているんでしょうか、仲良しでかわいい〜。

中のお菓子もかわいくてですね、一口サイズの餡入りの焼き菓子が二種類入っているんです。

茶色の方は、コーヒーの香りのする皮の中に餡が、白色の方はりんご餡が入っています。

このりんご餡が北上夜曲のりんご餡とはまた違い、しゃっきりして爽やかな味わいでした。

一つ買って二つの味を楽しめるのはお得ですね^^

さすが銘菓ということもあり、北上夜曲も北上夜曲の恋人たちもお土産に喜ばれそうなお菓子です。

今回食べたお菓子を含めて、かぎや菓子舗さんのお菓子はまだ10種類くらいしか食べていません。

このお店のお菓子、いずれ全制覇したいなぁ…。