東北地方の生協の宅配で扱っている食品ブランド、「古今東北」。
2015年に発売を開始したブランドで、テーマは「あしたへつなぐおいしい東北」です。
東日本大震災からの復興と東北復興への思いが込められており、東北産の食材、東北の作り手にこだわった食品を手掛けています。
古今東北には質が高い商品が多く、古今東北の商品紹介を生協のカタログで見るのが楽しみになっている今日この頃。
数ある商品の中で、今回は秋田県産味噌と青森県産にんにくを使用したお惣菜を注文してみました。
秋田のこうじ味噌×青森産にんにく
注文したのは、「やわらか若鶏にんにく味噌焼き」。
商品名の通り若鶏をにんにく味噌だれにつけこんだもので、材料は以下の通り↓
- 喜助味噌(秋田県横手市)のこうじ味噌
- 青森県すりおろしにんにく
- 東北産鶏の背肉(希少部位)
秋田県横手市と言えば、「発酵のまち」として知られているほど発酵食品作りが盛んな地域。
喜助味噌ではないんですが、我が家も味噌は横手市のメーカーの米麹味噌を使用しています。
横手の米麹味噌の特徴は米麹の量。なんと、大豆の3~4倍の量の米麹を贅沢に使用しているんです。
なので、米麹のうまみがたっぷりで、本っっっ当に美味しい。あまりにも美味しくて何杯も味噌汁飲めちゃうんですよね~。
喜助味噌のホームページによると、こちらの味噌も大豆の3倍量の米麹を使用しているんだそう。
この喜助味噌と青森県産にんにくのすりおろしをブレンドしたものがつけだれになっています。
期待値高めで調理してみましたよ^^
鶏の背肉の美味しさに気づかされる
こちらの商品は冷凍品。
調理方法は簡単で、解凍したものをフライパンで焼くだけ。
野菜と一緒に炒めることを勧めているので、キャベツと玉ねぎと一緒に炒めてみました。
炒めていると、味噌の香ばしい香りがしてきます。
で、できたのがこちら↓
期待した通り、味噌のまろやかなうまみが美味しく、にんにくも後からふわっと香ります。
すりおろしにんにくは風味が強いものなんですが、このつけだれは良い感じの配合で、味噌の味をよく引き立てています。
そして驚いたのは、希少部位「背肉」のうまさ。
鶏むね肉のようにしっとりしているんですが、ほどよく噛み応えがあって柔らか。こんなに美味しい部位があったんですね~。
この鶏肉のジューシーな感じが味噌だれのうまみとよく合います。
おつまみにするなら、野菜なしでシンプルに焼いて食べるのがいいかもしれません。
作り手はあのB級グルメのメーカー
「やわらか若鶏にんにく味噌焼き」を製造しているのは、青森県十和田市の食品メーカーの奥入瀬フード。
古今東北の商品では他にカツレツや焼き鳥などを製造していますが、B級グルメ「十和田バラ焼き」も製造しているんだそう。
また、「奥入瀬黒豚餃子」という商品もあり、青森県産、東北産の食材にこだわっています。
ちなみに、奥入瀬フードの「十和田バラ焼き(東北産豚肉使用)」、「奥入瀬黒豚餃子」は十和田市のふるさと納税の返礼品にもなっています(2024年1月時点)。
この二商品、気になるけど、岩手でも手に入るのかな?ちょっとスーパーで探してこよう。
- 購入品 :「古今東北」やわらか若鶏にんにく味噌焼き(250g)
- 製造者 :株式会社奥入瀬フード(青森県十和田市)
- 税込価格:494円
- 購入手段:いわて生協の宅配
※上記は2023年12月時点の情報です。
<参考資料>
・古今東北 ホームページ
・合資会社 羽場こうじ店 ホームページ
・ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」(https://www.furusato-tax.jp/)
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