歴史を学ぶ

【大浦城と津軽切り取り】弘前に残る津軽為信ゆかりの城跡

青森県弘前市五代早稲田にある「大浦城址碑」を訪ねました。かつてここは、弘前藩初代藩主・津軽為信が津軽地方を統一する過程で拠点とした城の跡地です。「津軽切り取り」と呼ばれる出来事の舞台となり、その後の津軽と南部の対立の出発点にもなった場所。現...
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【岩手のお菓子】タルトタタンの「濃厚チョコレート饅頭」──南部せんべいの老舗から独立した洋菓子店【販売終了】

今回ご紹介するのは、岩手県盛岡市のお菓子屋さん、タルトタタンの人気商品「濃厚チョコレート饅頭」。その名のとおり、チョコレートの風味が口いっぱいに広がる、満足度の高い逸品です。※2025年7月末をもって、製造・販売は終了しています(詳細は文末...
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【高照神社の忠魂碑】弘前に生まれた一戸兵衛陸軍大将の筆跡

青森県弘前市高岡にある高照神社(たかてるじんじゃ)は、弘前藩の初代藩主・津軽為信、四代藩主・津軽信政を祀る神社です。以前のブログでは社殿についてご紹介しましたが、今回は境内に建てられた「忠魂碑」に注目してみたいと思います。鳥居をくぐってすぐ...
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【弘前の名所】弘前藩「中興の祖」津軽信政を祀る高照神社とは?

青森県弘前市高岡にある高照神社(たかてるじんじゃ)を初めて訪れました。祀られているのは、弘前藩四代藩主・津軽信政(つがる のぶまさ)。江戸時代中期、新田開発や文化振興に尽力し、「中興の祖」として知られる人物です。今回の記事では、私がこの場所...
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【岩手製イタリア菓子】菊地農場の黄金たまごで作ったアーモンド・ビスコッティ

先日、秋田県鹿角市にある花輪サービスエリア(下り)を訪れた際、隣県ということもあり、岩手県のお土産をいくつか見かけました。その中で、パッケージのデザインがひときわ目を引いたのが「菊地農場 黄金たまごのアーモンド・ビスコッティ」です。製造は岩...
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【岩手の銘菓】明がらす誕生に関わった藤波子爵とは?憲法と馬政に通じた明治の先人

岩手県遠野市の銘菓「元祖明がらす」。ごまとくるみが練り込まれたもちもちとした食感と、素朴な甘みが魅力のお菓子です。この銘菓には、明治時代に活躍した藤波子爵という人物との意外なつながりがあることをご存じでしょうか。今回は、明がらすの誕生にまつ...
雑記

【合葬墓と墓誌】“いつか誰かが探しに来たときのために”記録を残すということ

先日、亡くなった大叔母のお墓参りに行ってきました。大叔母が亡くなってから初めてのお参りで、ご親族の方から生前の様子やお墓にまつわるお話をうかがう機会にも恵まれました。その中でも印象に残ったのが、「墓誌を残す」という選択。自分や家族のお墓のあ...
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【製造地は釜石市】ラグビーのまちと箱根ラスクの意外なつながり

最近、いわて生協の宅配で岩手のお菓子を取り寄せるのが楽しみになっています。今回届いたのは「箱根ラスク」という商品。観光地・箱根の名前を冠したラスクですが、よく見ると製造地は『岩手県』。少し気になって調べてみました。調べてみると、その製造地は...
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【横手市の展覧会】秋田県立近代美術館「皇室の名宝と秋田」後期展示レポート

2023年8月5日から後期展示が始まった特別展「皇室の名宝と秋田 ~三の丸尚蔵館 収蔵品展~」。前期展示に引き続き、再び秋田県横手市の秋田県立近代美術館を訪れ、展示をじっくり鑑賞してきました。今回のブログでは、印象に残った後期展示品を章別に...
雑記

【クラシックの記憶】飯守泰次郎氏が指揮した「秋田県民歌」の余韻をたどる

2023年8月15日、指揮者・飯守泰次郎氏が急性心不全により、82歳で逝去されました。謹んで哀悼の意を表します。私が飯守氏の指揮を生で聴いたのは、一度だけ。それは2017年、秋田県大仙市で開催された「大仙市音楽祭」での仙台フィルハーモニー管...