青森県

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【青森県弘前市】大浦城と「津軽切り取り」の歴史

先日のブログでお伝えした高照神社。そこから約6kmの場所にある大浦城址碑へ行ってきました。大浦城址碑は旧岩木町五代早稲田(現在の弘前市五代早稲田)にあります。この大浦城、弘前藩の初代藩主である津軽為信が津軽地方の支配の拠点にした城なんだそう...
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【青森県弘前市】高照神社の忠魂碑と一戸兵衛陸軍大将

青森県弘前市高岡にある弘前藩藩主4代目の津軽信政と初代の津軽為信を祀る高照神社。先日のブログでは社殿について書きましたが、今回は鳥居をくぐってすぐ左側に建てられた石碑について。建てられているのは忠魂碑。「忠魂碑」の文字の横には、「陸軍大将 ...
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【青森県弘前市】弘前藩「中興の祖」を祀る高照神社

青森県弘前市高岡にある高照神社(たかてるじんじゃ)に初めて行ってきました。高照神社で祀られているのは、弘前藩(通称、津軽藩)の「中興の祖」である4代目藩主、津軽信政。訪問当日は晴天に恵まれ、高照神社の社殿と自然の美しさをじっくり楽しむことが...
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【青森県青森市】青森の夜に舞う鬼剣舞

便利な時代になりまして、ここ最近はYouTubeで青森ねぶた、弘前ねぷたの中継を楽しんでいます。8/2に開幕した青森ねぶたですが、初日に出陣したねぶたの中に岩手県北上市に関係するものがありました。そのねぶたで表現されていたのは、なんと北上市...
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【青森の会津人】むつ市・釜臥山の眺めに柴五郎の足跡を思う

ある日、部屋の整理をしていたときのこと。10年以上前に使っていたコンパクトデジタルカメラが出てきました。バッテリーを充電して起動してみると、まだ正常に作動し、かつて青森の実家で暮らしていた頃の懐かしい写真がずらりと保存されていました。その中...
雑記

【青森ねぶたの記憶】平成22年(2010)出陣ねぶたが描いた神話と英雄たち

東北の夏祭りの季節が始まりました。この季節に思い出すのが、あの勇壮な青森ねぶた祭の光景です。現地に足を運ぶことは叶いませんが、ふと古いフォルダを開いてみたところ、懐かしい写真がいくつか見つかりました。今回は、その中から私が平成22年(201...
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【弘前藩の足跡】幕末の参勤交代と花館御本陣──斎藤家に残る嘉永7年の記録

秋田県大仙市の花館地区。ここは、かつて羽州街道の宿場町としてにぎわった歴史を持ち、現在も当時の名残を感じられる場所です。以前書いた記事(【弘前藩の足跡】秋田に残る本陣と駅場跡を歩く)では、弘前藩主が参勤交代の際に立ち寄った花館の駅場や、御本...
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【漫画で知る先人】陸羯南と学友たち──弘前発『マンガ陸羯南』と明治の俊才たち

先日、一冊の漫画を読む機会を得ました。その漫画とは、弘前市教育委員会が小中学生向けに製作した『マンガ陸羯南』という作品です。主人公は、新聞『日本』の創刊者であり、正岡子規の支援者としても知られる明治のジャーナリスト、陸羯南(くが・かつなん)...
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【青森の小説家】陸羯南と正岡子規に学んだ佐藤紅緑の歩み

2023年7月、弘前市在府町を歩いていたときのこと。朝陽小学校近くの通りで「佐藤紅緑顕彰の碑」という古い看板を見つけました。この碑が教えてくれたのは、弘前出身の文学者・佐藤紅緑(1874〜1949)の存在。そして、私の関心対象である陸羯南と...
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【岩手・青森の先人】原敬記念館で陸羯南の名前を探す──司法省法学校に学び退校処分を受けた二人

先月、岩手県盛岡市にある原敬記念館を訪れました。原敬は、岩手県出身の政治家で、大正時代に内閣総理大臣を務めた人物です。実は、以前にも一度訪れたことがあったのですが、別のことで原敬が陸羯南と接点を持っていたことを知り、「もしかして、記念館にも...