岩手在住で、夫婦の実家が青森と秋田にあるので、北東北のニュースをまめにチェックしています。
その中で私が気になった北東北三県の今週のニュースをピックアップしてみました。
岩手県:佐々木麟太郎選手がスタンフォード大進学
花巻東高校の佐々木麟太郎選手がアメリカのスタンフォード大学に進学する、というニュースです。
岩手からアメリカ、カリフォルニアへ
岩手県の野球強豪校、花巻東高校。菊池雄星選手や大谷翔平選手を輩出した名門校です。
昨夏の甲子園では8強入りし、佐々木麟太郎選手も活躍しました。
その佐々木選手がアメリカの名門大学、スタンフォード大学に進学することがわかりました↓
スタンフォード大学があるのは、カリフォルニア州。
記事によると、同大学への進学に際し大先輩の菊池選手と大谷選手から助言を受けたんだそう。
この二人の助言を受けられるってすごいなー…。
NHK盛岡放送局によれば、同大学野球部に「日本の高校を卒業する選手が入部するのは初めて」。
先駆者として頑張って欲しいです。
岩手を明るくしてくれる野球の話題
岩手に暮らしていて日々のニュースを見ていると、課題がたくさんあることを実感します。
災害からの復興や人口減少問題など、様々な課題を抱えています。
例えば、全国ワーストレベルの自殺率を改善すべく会議が開かれた、という今月初めのニュース↓
親族に自ら命を絶った人がいる者としては、本当に心が痛ましく、改善に期待するところ。
そんな中、いつも明るい話題を提供してくれるのは、岩手出身の野球選手たちです。
シーズンが始まると、「●●選手が▲勝目!」、「■■選手がホームラン!」などなど、岩手のニュースは賑やかになります。
オフ中はオフ中で、先々週のブログに書いた大谷選手のモニュメント設置のようなニュースもあって、一年中何かしら野球の話題があります。
最近では、菊池雄星選手が全額投資する複合野球施設の起工式が行われたというニュースも↓
この動画内の菊池選手のコメントが素晴らしいんです↓
子どもたちを中心に使ってもらい、野球やスポーツを通して夢をかなえてほしい
出典:youtube menkoichannel「菊池雄星投手 複合野球施設建設へ 花巻市 建設予定地で起工式<岩手県> 」
子どもたちにグローブを贈った大谷選手といい、菊地選手といい、まぶしい、まぶしすぎる…。
自分のことだけじゃなく、将来世代のことまで考えているって、なんて立派なんだろう。
こういう先輩たちの存在は、岩手の子どもたちにすごくいい影響を与えていると思うんですよね。
なので、案外岩手の未来は明るいんじゃないかな、と思います。
秋田県横手市:積雪がない中「横手のかまくら」開幕
豪雪地帯で知られる秋田県横手市で毎年冬に行われる祭り、「横手のかまくら」。
そのかまくら祭りが積雪のない中開幕を迎えた、というニュースです。
むきだしの路面にかまくら!?
大きな雪室の中に灯りがともされ、幻想的な風景を楽しませてくれる「横手のかまくら」。
今月初めの時点でのかまくら設営の様子はこんな感じでした↓
真冬の横手市の雪のひどさを知っているだけに、この光景が信じられない…。
この風景を見て「今年は本当に暖冬なんだ」と実感しましたね。
かまくら職人の方々のプロ精神
この雪不足はかまくら作りに大打撃。
しかも、山の方から調達してきた雪はかまくら作りに適していないんだそう。
そんな条件下で補修を繰り返しながらかまくらを作る職人の方々を映したニュースがこちら↓
見た目の美しさを追求しつつ、安全性も確保するわけですから、例年以上に作業は困難を極めていると思います。
それでも淡々とかまくら作りに励む親方がかっこいい。職人と呼ばれる人たちって憧れるな~。
暖冬はいいことづくめではないということも理解できたニュースでした。
青森県青森市:「イオンシネマ新青森」3月20日開業
2021年に閉店した青森市のシネコン「コロナワールド青森」。
その跡地に来月20日、「イオンシネマ新青森」が開業する、というニュースです。
青森市にシネコンが戻ってくる!
元々あったコロナワールド青森という施設、いわゆるシネコンと呼ばれる大型劇場で、主にハリウッド大作を上映していました。
「マトリックス」シリーズや「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズなど、コロナワールド青森ではたくさん映画を観ました。
なので、閉業のニュースは非常にショック。最後のツイートの写真にうるっときました↓
なので、その跡地にイオンシネマが進出してくれるのは非常に嬉しい!
すでに、twitterアカウントもできていますよ↓
しかもしかも!既存の施設を再利用するのではなく、大幅な改修も行っているそう。
(最新劇場システム、飲食売店のセルフオーダーシステムなどを導入)
これだけ設備投資してくれると、地域経済にも良い影響がありそう、ありがたい話です。
映画館の減少傾向は今も続く
映画情報サイト「映画.com」によれば、北東北の映画館数は以下の通り↓(2024年2月17日時点)
- 青森県…6館(青森市3館、おいらせ町、つがる市、弘前市に各1館)
- 岩手県…6館(盛岡市4館、一関市、北上市に各1館)
- 秋田県…5館(秋田市2館、大館市、大仙市、能代市に各1館)
※青森市の数には来月開業のイオンシネマ新青森も含めています。
当然なんですが、人口の多い県都に映画館が集中していますね。
昔はもっとたくさん映画館があって、今よりもっと気軽に行ける場所だったような気がします。
今回調べてみて驚いたのが、青森県八戸市の映画館、八戸フォーラムの閉業↓
八戸フォーラムというと、映画館が製作した映画情報チラシ。
すごく映画愛にあふれていたチラシを無料で配っていたんですよね~なくなってしまって悲しい。
思えば、20年前から映画館の閉業が増えてきたように感じます。
昔お世話になった弘前市のマリオン劇場や青森市の松竹劇場、どこにあったかすら記憶にない…。
たまたま本日2月17日にイオンシネマ北上に行ってきたんですが、大勢のお客さんが来ていました。
その多くは、話題のアニメ映画「ハイキュー」の観客。
劇場公開が昨日の2月16日だというのに、すでにパンフレットは完売していて、限定グッズにいたっては公開初日に完売する人気ぶりです↓
フードコーナー、グッズの売店には長蛇の列。待っている間、映画の話に目を輝かすお客さんたち。
その様子を見て、「ああ、映画館って景気刺激効果があって、街の雰囲気を明るくするんだ」と思いました。
昨今の映画館減少傾向に負けず、イオンシネマ北上には末永く営業して欲しいと思いました。
行動制限ももうないんだし、私も映画館行く頻度を増やすことにしよう。
<参考資料>
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