以前書いたブログで、祖母が株式投資に失敗したことについて書きました。
その株式を相続した際の書類を最近見たのですが、本当に大損していてびっくり。
現在株式投資をしている私、この書類を先に見ていたら、投資をやっていなかったかも…。
とはいえ、祖母の時代の投資環境と今の投資環境は大きく異なっています。
祖母の相続書類を見て、今自分が恵まれた投資環境にいることが理解されたので、そのことについて今回まとめてみました。
売買単位がまったく違う
祖母が持っていたのは三銘柄。その三銘柄を100株ずつ購入していたようです。
当時の売買単位は100株が当たり前でした。
私は日興フロッギーというサービスで株式を買っていますが、そこでは100円単位で売買可能。
他の証券会社でも、1株から買える、なんてサービスがありますよね。
私が買っている銘柄は一株3,000円前後。祖母の時代であれば、買うのに30万円ほど必要です。
そんな投資環境なら、私はおそらく株式投資をしていなかったと思います。
情報の取りやすさが違う
私は株式を買うときにこういう情報にお世話になっています↓
- 証券会社提供の四季報
- 企業の業績の推移
- 国内外の経済ニュース
こういう情報は今だとすぐにアクセスできますが、昔は簡単にアクセスできませんでした。
株式の情報を得るには、経済本を読む、経済ニュースを見る等をする必要がありました。
祖母はそもそも株式の情報に興味がなかったんですけどね、見切りをつけるのが早かったので。
こういう情報に触れていると、闇雲に投資している感がなくなるので、精神的にもだいぶ楽です。
株式売買のしやすさが違う
コツコツと株式投資をやっている私、株価が少し安くなると、多めに買うようにしています。
また、「これはちょっと違う」と思った銘柄は、株価が高くなった時点で売却しています。
それもこれも、ITの進化でスマホやPCで株式の売買ができるようになったから。
祖母の時代だと、売買したいときは証券会社に行っていたのか?それとも、電話注文だった?
今の時代に比べて、時間と手間がかかったのは間違いありません。
そう考えると、祖母は株式投資に向いていなかったんだろうな、と思います。
アグレッシブだった祖母は、投資に時間を使うよりも「自分で稼いだ方が早い」と思うタイプ。
幸か不幸か、この祖母の性格に似た人は家族に一人もおりません。
私は自分の稼ぐ力に祖母ほど自信を持てないので、恵まれた投資環境に感謝しつつ、コツコツ株式運用を続けようと思います。
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