岩手県宮古市の特産品「宮古トラウトサーモン」を初めていただきました。
刺身で食べたところ、香り・脂のり・食べやすさ、どれも大満足!加えて、栄養面でも嬉しい発見がありました^^
香りよく、脂控えめで食べやすい
先日、北上市にあるベルフ北上(さくら野百貨店北上店内)で、「宮古トラウトサーモン」を発見。
三陸・宮古の海で養殖されたトラウトサーモンとのことだったので、さっそく買ってみました。

その日の夜にお刺身にして食べてみると、オレンジがかった赤身が美しく、ふわっと香る風味豊かな香りに、食欲がそそられました。

脂は控えめでさっぱりしていて、口の中でとろけるような食感。
「脂っこいものが少し苦手になってきたな…」という今の私には、ぴったりのバランス。
思わず箸が止まらなくなりました。
養殖4年目、サケ不漁を乗り越える取り組み
調べてみると、宮古トラウトサーモンは2020年から本格的に養殖が始まり、今年で養殖4年目。
近年、三陸沿岸ではサケの不漁が続いており、宮古市も安定した水揚げの確保に苦慮していたそうです。
その一環として始まったのが、トラウトサーモンの養殖でした。
思い返せば、今年初めごろ、秋田県大仙市が宮古市へサケの魚卵を贈呈したというニュースを見かけました。
サケの稚魚放流に必要な魚卵が不足しているという背景に、こうした地域間の支援があったのですね。
「禍転じて福となす」とはまさにこのこと。
地域の課題に向き合いながら、美味しい特産品が生まれていると知ると、より一層応援したくなります。
ビタミンD不足にもおすすめ
少し話が変わりますが、私は日頃、健康管理アプリ「あすけん」で食事記録をつけています。
この日も、宮古トラウトサーモンを約70g食べた内容を入力したところ──
いつも不足気味と診断される「ビタミンD」が、しっかり基準値を超えていました!

ビタミンDは、骨の健康や免疫機能に重要な栄養素。
日本人は慢性的に不足しがちだとされているので、こうして美味しく補える魚はありがたい存在です。
宮古の味、また楽しみたい
今回、たまたま手に取った宮古トラウトサーモン。
美味しさも栄養価も高く、さらに地域の取り組みを知ることで、より一層価値のある一皿に感じられました。
7月までの期間限定販売とのことなので、気になる方はお早めに。
私もまた来年、楽しみにしたいと思います^^
- 購入品 :宮古トラウトサーモン刺身用(176g)
- 税込価格:946円
- 購入場所:ツインモールプラザ(さくら野百貨店)1階 ベルフ北上(岩手県北上市本通り2丁目2-1)
※上記は2023年6月訪問時点の情報です。