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【古今東北】モチっとよもぎ大福

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昨日のブログに続き、本日も東北復興を応援する食品ブランド、「古今東北」の商品について書きます。

買ってみたのは、冷凍品のよもぎ大福。

「冷凍の大福って、作り手は岩手の芽吹き屋かな?」と思ったんですが、これが的中。

この大福を製造しているのは、和菓子ブランドの芽吹き屋を展開するメーカー、岩手阿部製粉株式会社(岩手県花巻市)でした。

以前のブログにも書きましたが、この岩手阿部製粉は日本初の冷凍の和菓子を開発したメーカーです。

岩手産もち米・小豆×東北産よもぎ

この商品名は、「モチっとよもぎ大福」。かわいらしい名前です^^

主要な材料は以下の通りです↓

  • 岩手県産もち米「ヒメノモチ」
  • 東北産ヨモギ
  • 岩手県産大納言小豆の粒あん

また、北海道産ビートグラニュー糖を使っています(参考:古今東北ホームページ)。

粒あんが入ったよもぎのもち、芽吹き屋の三色だんごにある味なので、一度食べたことがあるのですが、今回はそれより大きなサイズの大福。

手に持ってかぶりついたら、また感じる味が違うんじゃないかなーと思いつつ食べてみました。

よもぎの香りとほろ苦い甘さが素敵

こちらの大福は冷凍品。室温25℃の場合、約2時間の解凍が必要です。

ということで、解凍して二つに切ってみました↓

つやつやしていて美味しそう

さて、一口食べてみると………まずよもぎの爽やかな香りが口の中に広がって癒される~そして、ほろ苦い甘さが非常に美味しいです。

粒あんなんですが、小豆の皮をほとんど感じない滑らかさ。

よもぎの味、粒あんの味がそれぞれ感じられていい感じです。絶妙なバランスですね~。

そして、冷凍したものを解凍したということが信じられないくらい、自然なもちもち感。

芽吹き屋の「三つの餡の三色だんご」を食べたときも思ったんですが、本当にこの技術はすごいなぁ…。

添加物・保存料を使用しない和菓子

岩手阿部製粉のホームページには下記の言葉が記されています↓

(中略)添加物等の副素材に頼らず素材の調和によって美味しさを生み出す事を基本姿勢としております。

出典:芽吹き屋ホームページ「企業としての取り組み」

この言葉の通り、このよもぎ大福も添加物、保存料を使用していません。

個人的な話なんですが、添加物、保存料を使用しない食品について良くない印象を持っていました。

というのも、昔友人が添加物、保存料を使用しないお菓子を買ってきてくれたんですが、開けてみたらうっすらとカビが生えていたことがあって…。

(賞味期限は一週間以上先、高温多湿なところにも置いていませんでした)

そのこと自体もショックですし、友人とも気まずくなるしで、なんだかなーという感じ…。

友人は私の健康を気遣って買ってきてくれたわけですからね、友人もかなりショックだったはずです。

なので、添加物、保存料を使用しないで食品を作ることって本当に難しいことなんだなーと思っていました。

そういう出来事を経験していたので、岩手阿部製粉はどうやって添加物、保存料を使用せずに和菓子を製造しているのか?という疑問が。

気になって調べてみたら、すごい手間暇をかけていることがわかりました↓

  • あんを包む機械がある部屋は外部から隔離
  • 個包装、金属探知機、X線を通して異物確認
  • 目視確認しながら袋詰め、箱詰め工程を行う

YouTubeの「古今東北」のチャンネルでこの工程を見ることができるんですが、衛生環境の整備や随所での目視確認など、管理が非常に細やかだと感じました↓

今まではぼんやりと「冷凍和菓子の開発ってすごいなー」と思っていたんですが、環境整備と工程管理のレベルもすごい!

従業員の方の作業服姿も、半導体製造現場の作業員のようです。

ちょっとしたドキュメンタリーのようで、興味深い動画でしたよ。

ちなみに、「もう一個食べて欲しい」という思いから、このよもぎ大福は少し小さめの55gになったんだとか↓

夕ご飯前だったので、もう一個食べたい気持ちを我慢しました

大福の大きさ一つとってもちゃんと考えられているんですね。

岩手阿部製粉は古今東北の商品では「もっちり青大豆大福」という商品も製造しています。

そちらもいずれ食べてみよう。

 

  • 購入品 :「古今東北」モチっとよもぎ大福(220g)
  • 製造者 :岩手阿部製粉株式会社(岩手県花巻市)
  • 税込価格:429円
  • 購入手段:いわて生協の宅配

※上記は2024年1月時点の情報です。

<参考資料>

・古今東北 ホームページ

・芽吹き屋 コーポレートサイト

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