弘前藩

歴史を学ぶ

【京都から弘前へ】津軽為信が持ち帰った味とは?弘前で400年続く「清水森ナンバ」

青森県、特に津軽地域のニュースを日々チェックしていると、弘前藩の歴代藩主たちが遺した文化にたびたび出会います。今回取り上げるのは、その中でも弘前市を中心に栽培されているトウガラシ「清水森(しみずもり)ナンバ」。このトウガラシ、実は400年以...
ニュース

【西津軽の歴史】鶴の舞橋から辿る「津軽富士見湖」こと廻堰大溜池の歴史

先週末、2025年4月12日にNHK青森 NEWS WEBに掲載された地域ニュースの見出しを一覧にまとめました。なかでも特に目を引いたのが、鶴田町の観光名所「鶴の舞橋」に関するニュースです。この話題をきっかけに、鶴の舞橋が架かる津軽富士見湖...
ニュース

【青森港と弘前藩】青森港開港を導いた二人の先人

2025年4月11日にNHK青森 NEWS WEBに掲載された地域ニュースの見出しを一覧にまとめました。その中で今回気になったのは、青森港開港400年を祝うイベントを伝えるニュース。青森港にそんなに長い歴史があるとは思わず、少し気になって調...
歴史を学ぶ

【黒石津軽家の系譜】大浦城址碑に名を刻んだ子爵 津軽益男とは

青森県弘前市五代早稲田に建つ「大浦城址碑」。前回の記事では、この碑が示す大浦城の歴史や「津軽切り取り」と呼ばれる出来事についてご紹介しました。今回は視点を変え、この碑に刻まれた文字「大浦城址 子爵津軽益男書」に注目します。碑の揮毫者である津...
歴史を学ぶ

【弘前の名所】弘前藩「中興の祖」津軽信政を祀る高照神社とは?

青森県弘前市高岡にある高照神社(たかてるじんじゃ)を初めて訪れました。祀られているのは、弘前藩四代藩主・津軽信政(つがる のぶまさ)。江戸時代中期、新田開発や文化振興に尽力し、「中興の祖」として知られる人物です。今回の記事では、私がこの場所...
歴史を学ぶ

【弘前藩の足跡】幕末の参勤交代と花館御本陣──斎藤家に残る嘉永7年の記録

秋田県大仙市の花館地区。ここは、かつて羽州街道の宿場町としてにぎわった歴史を持ち、現在も当時の名残を感じられる場所です。以前書いた記事(【弘前藩の足跡】秋田に残る本陣と駅場跡を歩く)では、弘前藩主が参勤交代の際に立ち寄った花館の駅場や、御本...
歴史を学ぶ

【弘前藩の足跡】秋田に残る本陣と駅場跡を歩く

岩手県のお隣、秋田県の大仙市。友人が住んでいて、美味しいラーメン屋さんも多いので、冬を除いて月1回くらいのペースで遊びに行っています。大仙市といえば「大曲の花火」が有名ですが、かつては羽州街道沿いの宿場町としても栄えていた地域です。何気なく...
歴史を学ぶ

【明治の津軽人】陸羯南と津軽塗り、在府町から生まれた物語

用事があって青森県弘前市に行ってきました。滞在時間は短かったのですが、せっかく弘前に来たので、以前から気になっていた「在府町(ざいふちょう)」という町を散歩してきました。在府町は、桜の名所として知られる弘前城公園から徒歩10分ほどの場所にあ...