歴史を学ぶ

【日本の始まりの地】橿原神宮の夏越大祓に息災を願う

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本日、6月30日は「夏越大祓(なごしおおはらえ)」の日です。

この日は、けがれを祓い、次の半年の無事を祈る伝統行事が執り行われる日です。

実は、私が夏越大祓のことを知ったのはつい最近のことです。

先日、以前訪れた橿原神宮から夏越大祓の案内が届き、この大切な行事について初めて知りました。

日本の始まりの場所、橿原神宮

橿原神宮は奈良県橿原市に位置し、日本神話で初代天皇である神武天皇が即位した地であることから、「日本の始まりの地」とされています。

神武天皇は天照大御神から5代目にあたり、天皇即位に至る歴史は次の通りです(参考:橿原神宮ホームページ)

  • 神武天皇の東遷:平和な国を築くため、神武天皇は九州の高千穂から東へ旅立つ
  • 数々の困難を乗り越えて平定:悲劇的な出来事や困難を乗り越え、神武天皇は国内を平定
  • 橿原宮で即位:神武天皇が橿原宮で初代天皇として即位

実は、私自身は日本神話について詳しく知りませんでした。

父にそのことを話すと、「嘘を言うな」と言われましたが、私にとってはあまり触れる機会がなかったのです。

昨年、「古事記」の物語に引き込まれ、橿原神宮を訪れた際、その素晴らしい景色に感動しました。

訪れた日も晴天に恵まれ、橿原神宮の鳥居や拝殿の美しさに圧倒されました。

晴天に恵まれました

けがれを祓い息災を願う夏越大祓

夏越大祓は、6月30日に行われる大祓のこと。

この行事の意義について、橿原神宮から届いた案内には以下のように記載されていました。

  • 清浄な心身に立ち返る:祓いを行い、神々から授かった清らかな心身を取り戻す
  • 無病息災を祈る:次の半年が健康で平穏無事であるよう願う

また、宮中でもこの行事が行われ、我が家の近隣の神社でも夏越大祓が執り行われていました。

私は郵送で橿原神宮に祈祷をお願いしました。

郵送でのご祈祷の依頼方法は下記の通り。

  • 同封の人形代に氏名、生年月日(又は年令)を記入
  • 人形代で体中の罪等を拭い取るように撫でる
  • 最後に人形代に三回息を吹きかける
  • 袋の中に入れ、橿原神宮に返送する

通常は神宮内で行うことを自宅で行ったので、なんだか不思議な感じがしましたが、案内の通りにやって郵便ポストに投函しました。

橿原神宮のTwitterによると、本日の夏越大祓は無事に終了したとのことです。

橿原神宮から届いた夏越大祓の案内と封筒

下半期が平穏でありますように

今年初めて知り、祈祷の依頼をした夏越大祓。

この時期にこの行事を知り、祈祷をお願いしたことは本当に良かったと思っています。

幸い、この3年間は風邪一つ引かなかった私ですが、今年の下半期は少し不安もありました。

行動制限が完全に解除され、久しぶりに各地を訪れる予定があるため、体調には十分注意しようと思っています。

祈祷のおかげで、少し前向きな気持ちになれたように感じます(もちろん、健康には気をつけて生活します)。

写真を見ていると、橿原神宮にもまた行きたくなってきました。

残る人生の中で、もう一度訪れたいと思う本当に美しい場所です。

 

  • 訪問場所:橿原神宮
  • 住所  :奈良県橿原市久米町934
  • 訪問時期:2022年5月
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