雑記

【青森県青森市】2010年の青森ねぶたを振り返る

雑記

大雨だ酷暑だと言っているうちに、あっという間に7月末に。

特にここ数日の暑さは異常で、これからさらに暑くなると思うと、ひえええって感じです。

こんな日の夜ご飯はコンビニに頼ろうと思ってセブンに行ったところ、おにぎり売り場で東北六大祭り応援フェアが開催中でした。

東北六県のお祭りをイメージしたおにぎりが販売されていて、私は北東北三県のおにぎりを購入しました。

ここ二、三年、祭りから遠ざかっていたし、東北にもいなかったので、東北の祭りの時期が近づいていることをすっかり忘れていました。

来月2日には青森ねぶた祭が開幕します

おにぎりで青森ねぶたを思い出す

セブンが応援フェアを実施している東北六大祭りとは、東北六県各地で行われているお祭りのことです↓

  • 青森ねぶた祭
  • 秋田竿燈まつり
  • 盛岡さんさ踊り
  • 山形花笠まつり
  • 仙台七夕まつり
  • 福島わらじまつり

この中で私が見たことがあるのは青森ねぶた祭のみ。

他のお祭りに興味があるものの、地元の祭りに足が向いちゃうんですよね~。

そうは言っても、青森ねぶた祭も長いこと見に行っていません。

最後に見たのはもうずいぶん昔の話です。

青森ねぶた祭をイメージしたおにぎり。大きい豚肉が入っていて美味しかったです。

2010年出陣のねぶたを一部ご紹介

古いデジカメを見てみると、2010年に出陣したねぶたを何枚か撮っていました。

私の撮影技術が不足しており、ブレブレの写真ばかりなうえ、正面から撮った写真ではないでですが、一部の比較的綺麗に撮れている写真をご紹介します。

不動の剣、義仲を救う(北村蓮明 作)

兜と配置から推測するに左の武将が木曽義仲。この年の知事賞とは囃子賞を受賞しました。

ねぶたが表現しているのは、平家の軍勢と戦う木曽義仲です。

窮地の木曽義仲が不動明王に救われ、平家の軍勢を打ち負かすという場面なんですが、不動明王のこの迫力!

不動明王の剣が前方に大きく突き出していて、臨場感たっぷりです。

北村蓮明氏の作るねぶたは躍動感があって、かつ色彩が鮮やかで、個人的にすごく好きなねぶたです。

今回の写真の中にはありませんが、北村蓮明氏の作る女性のねぶたはとても美しいんですよ^^

海幸彦 山幸彦(北村隆 作)

左の宝玉を持っているのが山幸彦、右が海幸彦。中央にいるのは、山幸彦が紛失した釣り糸を飲み込んでいた鯛。この釣り糸は兄の海幸彦のものです。

「古事記」の海幸彦山幸彦の物語を表現したねぶたで、北村蓮明氏の双子の兄、北村隆氏によるねぶたです。

弟の山幸彦が海の神から授かった霊力で兄の海幸彦をこらしめるという場面です。

この物語、とにかく海幸彦が不憫な印象が強いんですが、このねぶたの勇ましさ!

いい勝負をしているように見えます^^

そして、送り絵(ねぶたの裏側)はイルカを始め、海の生物たちが。

イルカが楽しそう^^

山幸彦が旅した海の宮殿世界が美しく表現されています。

ちなみに、山幸彦の御子は初代天皇の神武天皇です。神武天皇もねぶたの主題になることがあります^^

天孫降臨 猿田彦(竹浪比呂央 作)

隠れてしまっていますが、左が瓊瓊杵尊で、右が猿田彦。猿田彦の表情がかっこいい。

こちらも日本神話のねぶたで、交通安全の神、猿田彦のねぶたです。

天孫とは、天照大御神(アマテラスオオミカミ)の御孫、瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)のこと。

瓊瓊杵尊は天照大御神の命により地上を統治すべく降臨し、その際に道案内をしたのが猿田彦でした。

当時は日本神話の知識がなかったので、てっきりこの両者が戦っているんだと勘違いしておりました^^;

このねぶたを運行しているのはJRねぶた実行プロジェクト。

東北新幹線が全線開業したのは、この年の12月。

その大事業完成を前にJRねぶた実行プロジェクトが作ったのが、交通の神様のねぶた。

東北新幹線全線開業にあたり、とても縁起がいいねぶただったことに今さら気づきました^^

こうして過去のねぶたを見ていると、また現地で青森ねぶたを見たくなってきました。

ただ、宿泊場所と観覧席の確保が難しい…インバウンドも増えているし、さらに難しくなっていそう。

今年の青森ねぶた祭は8月2日(水)から8月7(月)まで

残念ながら今年の青森ねぶたには行けませんが、晴天に恵まれ、大成功に終わりますように^^

コメント

タイトルとURLをコピーしました