雑記

【将来を考える】祖母の老後を支えた4つの収入源

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ときどき、自分の老後はどうなるんだろう?と思うときがあります。

(NISAやIdecoでコツコツ老後資金の準備はしています)

「自分がどんな老後を送りたいか?」と考えたとき、やっぱり身近な例のことを考えます。

それは、数年前に亡くなった祖母。祖母はまぁまぁ豊かな老後生活を送っていました。

では、その祖母の老後はどんな収入源に支えられていたのか?

家族に生前の収入源について聞きながら、自分の将来の資産作りについて考えてみました。

時代の違いを実感する祖母の収入源

祖母は晩年ぼけてしまったのですが、その前に家族に通帳管理の引継ぎをしていました。

私自身が管理することはなかったんですが、家族に話を聞くと、だいたい4つの収入源が祖母の老後生活を支えていたようです↓

  • 厚生年金
  • 年金保険
  • 定期預金
  • 労働所得

ちなみに、夫の祖父母の老後の収入源も似たような感じでした。

私の祖父母も夫の祖父母も戦前生まれ、この世代の老後の収入源はだいたい似てくるのかもしれません。

厚生年金

バリバリの営業として働いていた祖母は、その後独立して起業。

起業した後しばらくは個人事業主だったんですが、ある日老後のために厚生年金に入る必要性に気づき、会社を法人化しました。

法人化はかなり大変だったらしいんですが、そのおかげで老後は安泰に。

国民年金と厚生年金だと額がだいぶ違うので、このときの選択で大きく老後生活が変わったんじゃないでしょうか。

年金保険

家族いわく、祖母の年金保険は「今では考えられないくらい利率の良い保険」だったそうです。

この年金保険、おそらく30年以上前に加入したものなんですが、その頃の保険って本当に利率が高い。

一度、私も年金保険加入を検討したことがあるんですが、そのときの利率は1%未満。

数字に弱い私でもさすがに加入をやめました。

定期預金

祖母は定期預金を好んでいました。ときどき通帳を眺めていたような記憶も…。

定期預金のことがよくわからなかった当時の私、「どのくらい増えるもんなの?」と祖母に聞いたら、「消費税率くらい」と返答されたことがあります。

当時の消費税率は3%

そのときは「ふーん」で終わったんですけど、今考えてみればすごい利率ですよね…!

定期預金の金利を引き上げたってニュースを最近見るようになりましたけど、ちょっと前まで定期預金の金利は「0.001%」が当たり前でしたよね。

年金保険といい、定期預金といい、時代の違いを強く感じます。

労働所得

ときどきではありましたが、祖母は老後も働いていたようです。

現役時代に豊富な人脈を築いており、当時の関係者からちょくちょく仕事を頼まれていたようです。

自分の得意を活かせる仕事だったからなのか、父の話によれば、断ることなくちゃんとやっていたんだとか。

夫の方の祖母は二人とも老後は働いていなかったようなので、もしかしたら祖母は同世代の女性の中では珍しいのかもしれません。

現代は老後に働くことが当たり前の時代

祖母の収入源を見ていると、「そういう時代だったんだなぁ」と思うことが多いですが、この労働所得に関しては現代人の老後生活と似たものを感じます。

不動産や株取引では大損をしていた…

これは私知らなかったんですけど、祖母は不動産、株への投資をやっていた時代もあったようです。

ただ、どちらも大損をしていたらしく、価値は半分以下にまで減ってしまったそう…。

金額が大きくなかったのが、不幸中の幸いだったとか。

祖母が私に口酸っぱく言っていた言葉は、「キャッシュは大事よ」。

もしかして、このときの経験でこの教訓にたどり着いたのかもしれません。

祖母の収入源で参考になったのは…

祖母の収入源を調べてみて思ったことは、いろんな金融商品に分散投資をしていたんだなぁと。

卵を一つのカゴに盛るな」という投資のことわざがあるそうですが、祖母もそれを意識していたんでしょうか?

祖母が投資したものと、その結果をまとめると、以下の通りです↓

  • 年金保険  → 利益
  • 定期預金  → 利益
  • 不動産投資 → 損失
  • 株式投資  → 損失

不動産や株式投資では大損したけど、それ以上の利益を年金保険と定期預金で受けていたので、トータルで見るといい感じの老後資産になっていたようです。

ただ、祖母の時代のような高利率の年金保険や定期預金は現時点では存在せず、祖母と同じような老後資産作りは難しいのが現状です。

これまで通り、NISAやIdecoで老後資産を作るのが現実的に感じます、資産所得倍増を掲げる現政権の肝煎の制度ですしね。

(最初のうちは「資産」がつかない「所得倍増」を掲げていたらしいですけどね)

だからと言って、祖母の老後資産で参考になることはなかった、なんてことはなくて。

自分の得意を活かして労働所得を得ていたという話、これはいいなぁと思いました。

老後に働く=つらそう…という印象がありますが、それが自分の得意なことなら話は違ってきます。

今のところ、収入につながるような特技が私にはないんですけどね^^;

老後生活まであと約30年。自分の得意をじっくり探してみようと思います。

それと並行で、健康にも気をつけないとな…。

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