以前のブログで書いた先祖調査の件。
先祖調査をするにあたり、まず着手したのはご先祖の戸籍集めです。
実際に役所に行ってご先祖の戸籍を請求しましたので、そのときの手順や注意点についてまとめてみました。
ご先祖の戸籍を役所で対面請求する
戸籍の請求方法は二種類あります↓
- 役所窓口での請求
- 郵送での請求
今回先祖調査をしてみて、役所窓口での請求、郵送での請求、どちらも経験しましたが、役所窓口での対面請求の方がおすすめです。
というのも、役所窓口で請求する場合だと、確実に担当職員にこちらの意図を伝えられるから。
きちんとこちらの要望を伝えられたら、一度の手続きで完了します。
郵送での請求の場合については今度また別の機会に書きますが、こちらの要望をきちんと伝えるのが少し大変した^^;
役所窓口に家系図を作る旨を伝える
現在の自分の戸籍や、婚姻前の戸籍などを請求する場合は、欲しい戸籍の内容が明らかなので、請求書の記入も簡単です。
一方、ご先祖の戸籍を請求する場合は、少し事情が違います。
私の場合、請求先の役所で保管しているご先祖の戸籍すべてを請求したいので、請求書にどう書けばいいかわからず…。
そのため、下記のような手順で窓口に請求しました↓
- 請求書の項目の内、自分の名前や住所等、確実に書ける内容をすべて記入する
- 請求書を持って窓口に行き、担当職員に家系図を作りたい旨を伝える
- 担当職員の指示に従い、請求書の未記入項目を記入する
- 担当職員に身分証明書と請求書を提出する
- 戸籍を受領、手数料を支払う
また、②で家系図を作りたい旨を伝える際、下記の内容も伝えておきました。
- ご先祖の出生から死亡までわかる戸籍が欲しい
- 役所で出せる一番古い戸籍まで遡って欲しい
ご先祖の戸籍請求時の注意点三つ
戸籍請求に関して注意点は三つあります。
それは、所要時間、請求書の提出回数、手数料についてです。
古い戸籍の発行は一時間以上かかることもある
戸籍を請求した役所のある地域に代々ご先祖が住んでいた場合、大量の戸籍が保管されている可能性が高いです。
そうなると、戸籍発行に一時間以上かかることもあります。
時間に余裕を持って午前中に役所で手続きするのがよいと思います。
役所によっては家系ごとに請求書を提出する必要がある
ご先祖の戸籍を請求する際、請求書の提出が一度で済む場合が多いのですが、ご先祖の家系ごとに請求書の提出を求められることもありました。
例えば、父方の佐藤家、母方の鈴木家のご先祖の戸籍を請求する場合は、それぞれ佐藤家、鈴木家の戸籍の請求書を書く、という感じです。
家系ごとに請求書を記入する可能性を考慮すると、やはり役所には早めに着いて手続きするのがおすすめです。
手数料の支払いが一万円を超える場合もある
古い戸籍の場合、一通の発行につき750円の手数料が発生します。
発行される戸籍が多いと、一万円を超えることも…。
クレジット、電子マネー対応の役所も増えましたが、まだまだ現金のみというところも多い印象です。
役所内にATMはありますが、事前に現金をある程度用意しておいた方がいいです。
長々と書いてきましたが、窓口の担当職員に家系図を作りたい旨を伝えれば、スムーズに手続きしてもらえることが多いです。
昨今のご先祖調査ブームの影響があるのか、ご先祖の戸籍発行に慣れている役所の方が多い印象です。
戸籍は永久保管しているわけではないので、ご先祖の歴史にちょっとでも興味がある方はまずは戸籍だけでも入手することをお薦めします!
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